建築構造調査士運営委員会報告
第6回建築構造調査士資格試験、第3回資格更新講習会の実施状況
建築構造調査士運営委員長 山下 賢治
1.はじめに
本協会認定「建築構造調査士」資格制度は、昨年までの5年間で、延236名の資格
者が誕生しており、今年度(第6回目)は18名の新規受講者が資格取得に臨みました。
そして、今年度は、第3回目の資格取得者(合格後3年間の有効期限)の資格更新講習
会を実施し、新規者とは別に、延21名の更新受講者が「資格の更新」を済ませました。
2.第6回認定資格試験(対象:新規受講者)
平成27年10月28日 (第1日目):テキスト講習会を実施済み。
平成27年11月27日 (第2日目):実技講習会・判定試験を実施済み。
平成28年 2月 中旬 建築構造調査士試験合否判定会を実施予定
平成28年 2月 末日 第6回資格認定試験合格発表予定(協会HPに掲載予定)
平成28年 3月 末日 今年度建築構造調査士「資格登録証」の交付・発行予定
(尚、両講習会の様子は、H27.11.4付、H27.12.2付の建通新聞に掲載されました。)
3.第3回資格更新講習会(対象:更新資格者)
今年度は、第3回目の資格取得者が3年間の有効期限に伴い、延21名の更新対象者
が更新講習会を受講し、資格の更新を行いました。更新のための講習会は、平成27年
10月28日のテキスト講習会(午後の部)を受講することを更新条件といたしました。
4.建築構造調査士認定資格制度のあるべき姿
協会認定資格となる「建築構造調査士」とは、RC造・S造・これらの混合構造・組
積造等の建築物の耐震構造体の現状調査に対して実態を正しく捉え、的確に調査報告を
作成できる「調査技術者」を資格対象とするものであり、一方の調査結果に基づく
診断計算・評価・補強設計等を分担する一級建築士等の「診断技術者」とは、両翼の一
端を担うような相互関係にあるものと位置付けられます。
この資格制度の役割は、正会員・賛助会員各社の社員を対象として、建築構造物の調
査を実施する技術者の育成、資質の向上、耐震診断・耐震補強に関連した調査技術の共
有化とともに、協会員の社会的基盤の確立、社会的地位の向上を志向するための一助と
なることが大きな目標であり、本協会員による責任ある調査活動の証として、この認定
資格制度を有効に活用することで、ニーズの拡大やさらなる発展が大いに期待されます。
5.本認定資格試験の受験要件
本認定資格試験の受験要件は、下記の3項目を満足することが条件となります。
●本協会の正会員、または賛助会員であること。
●日頃の業務において、既存構造物の現地構造調査に対して、実態を正しく捉え、
的確に調査報告のできる経験ある調査技術者であること。
●本協会の一員として、構造調査等を通して、本調査士資格を内外に広く活用、
周知、普及していく強い意志を持つ調査技術者であること。
6.「建築構造調査士」認定資格の取得・登録
●合否判定 :テキスト・実技講習及び判定試験結果に基づき、当運営委員
会において合否判定を行い、年度内に合格者を決定する。
但し、有資格者(一級・二級建築士、技術士のいずれかを保有)
は、判定試験を免除し、2日間の受講完了で合格とする。
●資格登録証の交付:受講合格者には、本協会認定の資格登録証を交付する。
●登録の有効期限 :合格後3年間とする。
●登録の更新 :有効期限年度の更新講習会を受講しなければならない。
●登録資格の表示 :構造調査業務に就くときは、必ず本資格証を携帯すること。
●名刺への資格表示:「建築構造調査士(Strec)」と表示すること。
7.おわりに
本認定資格制度は、新規・更新を含め、益々の資格制度の充実・向上に努めてまいり
ますので、正会員・賛助会員の皆様のご理解・ご協力をよろしくお願いいたします。
以上
PDF版
「建築構造調査士」認定資格制度の創設~7年目までの経過の記録
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