建築構造調査士第1回合同交流会の開催報告
建築構造調査士運営委員長 山下 賢治
1.はじめに
一昨年より、STREC協会に創設された本協会認定「建築構造調査士」資格制度は、
この2年間の協会認定資格試験の実施によって、延べ166名の建築構造調査士が誕生
いたしました。
この度、「建築構造調査士」の皆様を対象として、本協会内の調査技術者間の交流・
ネットワークをより構築することを目的として初めての第1回建築構造調査士合同交流会
を開催しましたので、以下にご報告いたします。
2.建築構造調査士第1回合同交流会
この度の合同交流会は、以下の日時、会場にて開催されました。
○日 時:平成24年4月10日(火) 18:30~20:30
○会 場:アルカディア市ヶ谷(私学会館) 鳳凰の間4階
○備 考:会場においては、「資格登録証」を携帯することといたしました。
○参加者数:計65名の方が参加されました。
今回の合同交流会では、交流を目的として開催されたことより、
「これから資格を目指す方」の参加も募った結果、数名の今後の資格候補者の方も参加されました。
3.合同交流会の内容について
赤木会長の開会挨拶
石井副会長の「調査士制度」について
山下委員長の挨拶
玉松理事の乾杯の挨拶
4.建築構造調査士認定資格試験の判定結果について
今回の合同交流会では、資格試験問題担当の小川秀彦分会長により、先般の資格試験
の判定結果の総括について説明がありました。
判定結果の概要は、およそ以下のようです。
○RC造の建物調査への理解度はあるが、S造の建物調査への理解度は低い傾向にある。
○建物を支える地盤に関する事項として、「液状化とN値」の問いについては、全般
に理解度が低く、白紙解答もみられた。
○白紙解答では、ゼロはゼロである。
○今回の判定試験解答にて理解度が不明の数名に対しては、
再度の補足リポートの提出を求め、技術事項の理解度の再判定を行った経緯がある。
上記のような説明があり、すでに有資格者であっても、テキストおよび実務の判定試験
を通して、個人差はあるものの不得意分野の存在が浮き彫りとなったことも事実であり、
さらなる研鑚が必要であることが示されたものと思います。
上記のような苦手事項に対しては、ぜひ講習テキスト集を改めて読み返してみること
をお勧めいたします。
5.合同交流会の風景
合同交流会に参加された皆様は、会食・歓談の中で、様々な交流・コミュニケーシ
ョンの場を楽しんでいただきました。
また、会の後半では、東日本大震災の被災地への視察研修について、尾崎司会進行
担当、辻分会長の説明がありました。
6.おわりに
今回の合同交流会の中締めとしましては、建築構造建築士運営委員会の篠原副委員長より、今後は、できるだけ各会員会社の若手技術者も率先して大勢参加していただき、日頃の実務的な問題点等についてもお互いに相談しあえるような交流の場になって行けばよいのではないかとの提案がありました。
この建築構造調査士合同交流会は、今後も毎年続けて行きたいと考えておりますので、上記の提案のように、皆様にとって有効な交流の場になればと祈念しております。
今後とも皆様のご理解ご協力をよろしくお願い申し上げます。
以上
PDF版
「建築構造調査士」認定資格制度の創設~7年目までの経過の記録
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